ページの先頭です。

メニューを飛ばしてメインメニューへ

きゅうり 黄化えそ病

>> ホーム >> きゅうり 黄化えそ病

病害虫情報 : 2024/02/29

高知県 病害虫・生理障害台帳



image


病勢が進行した株;葉が黄化し、株全体が黄化する。

 


image

MYSVによる生長点付近のモザイク症状



image 黄化えそ

MYSVによる葉のえそ症状;葉脈間にえそ斑点が発生し、後に葉全体が黄化する

作物名


きゅうり

一般名称


黄化えそ病

学術名称


Melon yellow spot virus(MYSV)
(Melon spotted wilt virus(MSWV))

症状

はじめ葉に葉脈の透化を生じ、後にモザイク、えそ斑点、葉脈えそ、葉の黄化など多様な症状を示す。果実にもモザイクや奇形などを起こす。

発生条件

MYSVの寄主範囲は狭く、ほぼウリ科植物に限られるため、ウリ科植物の感染株から、媒介昆虫であるミナミキイロアザミウマによって健全株に伝染すると考えられる。ほ場内でもミナミキイロアザミウマによって二次伝染する。これまでのところ、他のアザミウマ類による媒介は確認されていない。
土壌伝染、種子伝染はしない。管理作業などによる接触伝染の可能性は低い。

対策

(1)発病株をできるだけ早く除去する。
(2)媒介昆虫であるミナミキイロアザミウマの防除を徹底する。
(3)施設栽培では開口部に防虫ネットなどを張って、媒介虫の侵入を防ぐ。





メルマガ・LINE登録

keyboard_arrow_down

メルマガ・LINE登録

ここに誘導する文章などが表示されます。
文章などが表示されます。文章が表示されます。
QR CODE

PAGE TOP