メロン ミナミキイロアザミウマ
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高知県 病害虫・生理障害台帳

葉裏に寄生する幼虫

被害葉

果実の被害;幼果の肌が汚れる。
作物名
メロン
一般名称
ミナミキイロアザミウマ
学術名称
Thrips palmi
Karny
症状
主に葉が加害される。最初、葉裏の葉脈に沿って加害することから、これらの部分に不規則なかすり状の白斑を生じる。寄生密度が高まると白斑は次第に全面に広がり、葉縁から褐変して枯死しする。このような状況では果実糖度へ影響がでる。
果実では幼果の時期に被害を受けやすい。寄生密度が高いと果皮がさめ肌状になることがある。
また、メロン黄化えそウイルス(MYSV)を媒介し、黄化えそ病を発生させる。
発生条件
卵は葉や幼果などの組織内に1個ずつ産みつけられる。ふ化した幼虫は葉や果実などに寄生し、これらを吸汁加害する。前蛹の時期が近づくと幼虫は地表に移動し、土中などで前蛹となる。前蛹~蛹の時期は食害せず、移動もほとんどしない。成虫になると再び葉や果実に寄生し食害する。
25℃では卵期間が約6日、ふ化~羽化まで約8日で、1世代に要する期間は約14日である。また、成虫の生存期間は30日前後である。1雌当たりの総産卵数は約100卵である。
寄主植物はメロン、きゅうり、すいか、なす、ピーマンなどの野菜類、きく、ガーベラなどの花卉類など多くの農作物の他、雑草などにも寄生する。
対策
(1)施設では育苗ハウス、本ぽともサイドや天窓などの換気部に防虫ネットなどを張って、野外からの侵入を防止する。
(2)畦をシルバーポリフィルムでマルチし、飛来を防止するとともに、蛹化を防止する。
(3)雑草にも広く寄生することから、ほ場周辺の雑草を除去し、環境衛生に努める。
(4)発生施設では栽培終了後に必ず蒸し込み処理を行い、施設外への分散を防止する。
(5)多発してからの薬剤防除は効果が劣るので、発生初期の防除に努める。
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