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なす 鉄欠乏症

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こうち農業ネット : 2012/10/17

高知県 病害虫・生理障害台帳



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作物名

なす



一般名称

鉄欠乏症



学術名称




症状

 鉄は作物体内で移行しにくい元素であるため、欠乏症は新葉に発生する。初期は葉の緑色が薄くなり、次第に黄変する。症状が甚だしい場合には、新葉全体が黄白化し、葉脈間が壊死する。



発生条件

 土壌pHが高いと鉄が不可給態化して作物に吸収されにくくなる。また、土壌pHが低く、マンガンの過剰吸収を起こした場合にも鉄の吸収が抑制されて障害が発生する。さらに、亜硝酸が多く蓄積している土壌でも鉄欠乏症の発生がみられる。



対策

 応急対策としては、鉄を含む葉面散布剤を水で希釈して散布する。鉄の単独資材としては、硫酸第1鉄やクエン酸鉄があり、0.2%の濃度で葉面に散布する。
 土壌pHが高くて鉄の吸収が抑制されている場合には、石灰質資材の施用を控える。低pHの土壌で、マンガンの過剰吸収により鉄欠乏を生じている場合には、石灰質資材の施用などにより土壌pHを矯正してマンガンの過剰吸収を抑える。


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