ねぎ 小菌核腐敗病
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病害虫情報 : 2024/01/23
高知県 病害虫・生理障害台帳

作物名
ねぎ
一般名称
小菌核腐敗病
学術名称
Botrytis squamosa
Walker
症状
葉鞘部に淡褐色の斑点が生じ、後に地際部が腐敗する。発病株の葉鞘部には、しばしば赤紫色の色素が沈着しており、腐敗が進むと朱色を帯びてくる。このような株は生育不良となり、場合によっては枯死に到る。葉鞘の表面には2~3mm程度の黒色で扁平な菌核が形成される。
発生条件
ほ場に残された菌核が伝染源となる。適当な水分を得た菌核上には多数の分生子が形成され、この胞子が飛散して健全株に感染する。また、菌核から伸長した菌糸が直接健全株に侵入することもある。
対策
病株の残さには伝染源となる菌核が多数付着しているので、ほ場から残さを取り除き、適切に処分する。
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