ピーマン・ししとう 黄化えそ病
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高知県 病害虫・生理障害台帳

TSWVの病徴1;生長点の枯死

TSWVの病徴2;不鮮明な黄色輪紋を生じる

TSWVの病徴3;茎にえそが発生

果実の病徴(ジャンボピーマン)
作物名
ピーマン・ししとう
一般名称
黄化えそ病
学術名称
Tomato spotted wilt virus
(TSWV)
症状
生長点付近の葉に葉脈透化を現した後、えそを伴って激しく黄化する。
低温期には生長点が急激に枯死したり、若い葉では軽いモザイクや奇形、成葉では不鮮明な黄色輪紋が生じる。茎や地際部に褐色のえそを生じたり、維管束が褐変するなど複雑な病徴を示す。
また、夏期には生長点部の数葉が黄変し、凹凸や黒色のえそを生じるが枯死することはない。
果実にもモザイクやえそを生じることがある。
発生条件
病原ウイルスは極めて宿主範囲が広く、多くの作物や雑草類に感染し、アザミウマ類によって伝染する。アザミウマは幼虫時代の加害によってウイルスを獲得し、成虫になってから健全株に分散してウイルスを伝搬する。
一度保毒したアザミウマは終生媒介能力を失わないが、経卵伝染はしない。
対策
(1)感染株を早期に除去し、適切に処分する。
(2)媒介昆虫であるアザミウマ類の防除を徹底する。
(3)ほ場内外の雑草類は伝染源やアザミウマ類の繁殖源となる可能性が高いので、除草を徹底する。
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