ページの先頭です。

メニューを飛ばしてメインメニューへ

5)直挿し栽培(キク)

>> ホーム >> メロン つる割病 >> 家庭菜園(ピーマン) >> 家庭菜園(カブ) >> 3-3.施肥の基礎知識 >> 家庭菜園(エダマメ) >> キュウリの抑制栽培-定植後の管理- >> 1-3.県内農耕地土壌の実態 >> 3-1.良い土の条件 >> ぽろたん >> キュウリの促成栽培-作型と品種- >> 4)夏秋ギク(精雲)の電照抑制 >> 家庭菜園(ナス) >> ねぎ 萎凋病 >> トマト栽培方法 -作型、品種、栽培のポイント- >> ピーマンの栽培方法-育苗- >> ブロッコリー(春穫り)育苗管理 >> 家庭菜園(ニンジン) >> キュウリの促成栽培-定植後の管理- >> 家庭菜園(ニンニク) >> キュウリの栽培技術(促成栽培) >> ナバナ 作型、品種、栽培のポイント >> ナバナ ほ場の準備~播種 >> 家庭菜園(パセリ) >> にら 乾腐病 >> 家庭菜園(ヤマイモ) >> にら 白色疫病 >> 家庭菜園(ホウレンソウ) >> クリの作業暦 >> 家庭菜園(ジャガイモ) >> ピーマン・ししとう コナカイガラムシ類 >> 2.適応性(シュッコンカスミソウ) >> なす 疫病 >> キク >> 家庭菜園(チャーテ) >> ナスの栽培-作型と品種- >> 2)作型(キク) >> みょうが コナカイガラムシ類 >> しょうが 青枯病 >> ねぎ さび病 >> 家庭菜園(オクラ) >> ブロッコリー(冬穫り)定植後の管理 >> ブロッコリー(春穫り)本圃の準備 >> 3-2.土づくりの基本 >> ピーマン・ししとう 斑点細菌病 >> 家庭菜園(ゴボウ) >> 5.収穫・出荷(キク) >> 家庭菜園(エンドウ) >> すいか マグネシウム欠乏症 >> キュウリの抑制栽培-作型と品種- >> トマト栽培方法 -本圃の準備~定植- >> ブロッコリー(春穫り)異常花蕾 >> 七立(ななたて) >> ピーマンの栽培技術 >> きゅうり 灰色疫病 >> 家庭菜園(ハクサイ) >> ピーマン・ししとう 疫病 >> ピーマンの栽培方法-作型と品種- >> 国見(くにみ) >> クリ施肥例 >> 家庭菜園(インゲン) >> オクラ 疫病 >> 3.品種と作型(シュッコンカスミソウ) >> ブロッコリー(春穫り)定植後の管理 >> ナスの栽培技術 >> キュウリの抑制栽培-育苗- >> 家庭菜園(キャベツ) >> ナスの栽培方法-定植後の管理- >> ねぎ 白色疫病 >> キュウリの促成栽培-育苗- >> 家庭菜園(カボチャ) >> キュウリの促成栽培-本圃準備~定植- >> トマトの栽培技術 >> ナバナの栽培技術 >> ナスの栽培方法-障害対策- >> 4.栽培技術(キク) >> 家庭菜園(トマト) >> ピーマンの栽培方法-定植後の管理- >> シュッコンカスミソウ >> 家庭菜園(山東ハクサイ) >> キュウリの栽培技術(抑制栽培) >> ナスの栽培-育苗- >> 家庭菜園(葉ゴボウ) >> ナバナ 播種後の管理 >> すいか 疫 病 >> 利平(りへい) >> ブロッコリー(冬穫り)作型、品種、栽培のポイント >> 4.栽培技術(シュッコンカスミソウ) >> 1-2.県内における土壌の分布 >> メロン 疫 病 >> しょうが 赤枯病 >> 1.性状(キク) >> 豊多摩早生(とよたまわせ) >> 家庭菜園(モロヘイヤ) >> 筑波(つくば) >> 家庭菜園(リュウキュウ) >> 5.収穫(シュッコンカスミソウ) >> 家庭菜園(ブロッコリー) >> 家庭菜園(葉ニンニク) >> にら さび病 >> ナスの栽培方法-本圃の準備~定植- >> きゅうり 褐斑細菌病 >> 銀寄(ぎんよせ) >> 石鎚(いしづち) >> なす コナカイガラムシ類 >> すいか 褐色腐敗病 >> 3)シェード栽培(キク) >> 1.性状(シュッコンカスミソウ) >> ピーマンの栽培方法-本圃の準備~定植- >> 家庭菜園(ニラ) >> ブロッコリー(春穫り)作型、品種、栽培のポイント >> ブロッコリー(冬穫り) 育苗管理 >> メロン 葉縁白化症 >> 3.品種と作型(キク) >> なす 茎腐細菌病 >> 家庭菜園(サツマイモ) >> トマト 斑点細菌病 >> 家庭菜園(ラッキョウ) >> 2)二度切り栽培(キク) >> すいか つる割病 >> きゅうり つる割病 >> ブロッコリー(冬穫り)本圃の準備 >> クリ丹沢(たんざわ) >> 家庭菜園(ワケギ) >> 2)作型(シュッコンカスミソウ) >> 家庭菜園(オータムポエム) >> しょうが 褐色しみ病 >> 家庭菜園(スイートコーン) >> きゅうり 疫病 >> ブロッコリー(冬穫り)の栽培技術 >> 6.経営特性 >> 家庭菜園(ソラマメ) >> 2.適応性(シュッコンカスミソウ) >> 家庭菜園(サトイモ) >> 家庭菜園(ジネンジョ) >> ブロッコリー(春穫り)の栽培技術 >> 家庭菜園(シュンギク) >> しょうが 立枯病 >> なす 青枯病 >> 5)直挿し栽培(キク)

こうち農業ネット : 2012/10/27

 穂を直接圃場に挿す方法であり、挿し芽作業の省力化が図られる。生育揃いが良く、太い根が多くなるため、草勢は後半になっても衰えず切り花のボリュームができる。また、収穫日数、茎長はほとんど変わらないなどの特徴がある。
 一方、夏の直挿し栽培における高温障害、初期生育の遅れや発根の不揃い(高温、乾 燥、品種特性、挿し穂のばらつき)、元肥の施用量によるべたがけ内での株の障害などの課題もある。

ア.直挿し栽培の方法

a.挿し穂の準備

 病害虫や萎れのない健康で大きさの揃った挿し穂を使用するのがポイント。冬期に自然低温に十分遭遇した親株から採穂する。
 穂を6cm程度に調整し、発根剤の処理後、発根、活着の促進のため2~3℃で冷蔵処理を行う。冷蔵期間は4~5週間を目安に行う。
出庫後、挿し穂全体を立枯病予防のための殺菌剤とオキシベロン200倍の混合液に浸し、十分に水揚げを行う。

b.圃場準備

 耕耘から直挿しまでに期間があると残さが腐敗し、病気の原因となるため耕耘は直挿しの1~3日前に行う。
 元肥は、10a当たり窒素成分で10~20kgが基準となる。塩類濃度が高い圃場では立枯れ性病害の発生が多くなるため、必ず土壌診断を行う。
前日までに畦に水をかけ、当日の朝も灌水する。

c.直挿し

 十分水揚げした穂を用いる。挿す深さは2cm程度。直挿し後はかけむらのないように十分に灌水する。立枯病予防のため殺菌剤を灌水と同時に灌注すると良い。

d.直挿し後の管理

 挿した翌日、挿し穂の葉面の水分が乾いた時点で、乾燥防止のため透明の有孔ポリフィルム0.02~0.05mmでべたがけする。3月以降はポリフィルム内が高温になるので遮光(シェード)カーテンで遮光する。


image image

(左)直挿し後、ポリマルチする。
(右)ポリマルチ拡大写真

 遮光程度は70%あるいは遮光カーテンを20cm程度開放しハウス内の明るさを保つ。
 地温を20~30℃に保つと発根が良好となる。


image
日中はシェードする。カーテンを開けて、ハウスの明るさを保つ


 直挿し後、発根の揃いを見ながら(約1cm)7~10日でポリフィルムを取り除き、寒冷紗も萎れ状態を見ながら2週間程度で取り除き徐々に慣らしていく。


image image

(左)発根後、ポリマルチを除去
(右)ポリマルチ除去時の苗の状態

e.活着以降の管理

 活着以降は通常の管理で行う。ただし、直挿しで行った場合、草勢が強くなる傾向があるので注意する。

イ.発根特性と直挿し適応性

a.精雲

 精雲は発根が早く、切り花品質は発根苗と変わらない
b.秀芳の力 

 秀芳の力は発根はやや遅いが、根量が多い。発根時の管理が十分であればその後の生育、切り花品質は変わらない




メルマガ・LINE登録

keyboard_arrow_down

メルマガ・LINE登録

ここに誘導する文章などが表示されます。
文章などが表示されます。文章が表示されます。
QR CODE

PAGE TOP