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「IoPクラウドSAWACHI」本格運用開始

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2022/09/14
  • 高知県の取り組み

高知県では、最先端の技術を融合させ、さらなる収量増加や高品質化、省力化などを目指しており、IoP※クラウドSAWACHIを9月21日から本格運用します。

現在、利用者の拡大を進めているところです。

今回は、SAWACHIで利用できる4つの主な機能をご紹介します。

※IoPとは
Internet of Plants(インターネット オブ プランツ)の略。

施設園芸の生産現場の環境情報に加えて、植物の生育情報(光合成、作物の成長)や収量、収穫時期や農作業などの情報を「見える化」することです。

  • (1)環境データ機能

環境測定装置を導入している方は、測定データをSAWACHIに連携し、表示することができます。

(対応機種のみ。併せて別途接続依頼の提出が必要です。)

  • 出荷量


(2)出荷量

JA出荷データと連携ができます。

高知県内JAへの出荷データが確認できる機能です(別途同意書の提出が必要です)。

現在、出荷データが表示できる品目は、ナス、米なす、ピーマン、赤ピーマン、シシトウ、パプリカ、ミョウガ、キュウリ、スイカ、オクラ、ユズ等です。

ただし、安芸地区においては、出荷システムを変更するため、既に利用されている方以外は一部の方を除きデータを確認できるのは令和5年1月からの予定です。

※出荷実績や環境データに基づくアドバイスを指導機関から受ける方は出荷データの見える化(提供の同意)をお急ぎください。

  • 市況情報


(3)市況情報

「青果物卸売市場調査(都市別)」、 「青果物市況情報」の2種類のデータを使用し、全国的な販売量、単価、主産地の推移を把握することができます。

  • 営農気象情報


(4)営農気象情報

天気情報を表示する機能です。

気象庁より配信される最新の気象データを基にしており、ほ場の最寄りの地点を設定できます。

例えば、安芸市では、10ヵ所(赤野・安芸・穴内・土居・畑山・東川・井ノ口・伊尾木・川北・奈比賀)から選択できます。

また、画面は3段階に分け表示しています。「短期」では気象情報の3日前から1日先まで1時間ごと、「中期」では7日前から5日先まで1日ごとの予測値が確認できます。

「長期」では、設定した日からの積算温度や積算降雨量などが前年と比較したグラフや表で確認できます。

例えば、積算降雨量200mlを目安に黒点病防除を行っているユズなどでは、図のように基準日(0日目)を設定すると、現状の積算降雨量が表示され、防除時期の目安になります。



■SAWACHI利用の申請について
安芸農業振興センター及び室戸支所で随時受け付けています。




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