茶の夏期高温干ばつ対策について(注意喚起)
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農業技術センター茶業試験場 : 2025/07/01
茶の夏期高温干ばつ対策について(注意喚起)
令和7年7月 茶業試験場
今年は例年よりとても早い梅雨明けとなり、今後の天候によっては高温・干ばつの影響が懸念されます。
干ばつ時にはカンザワハダニ、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、クワシロカイガラムシ等
の吸汁性害虫の被害が増大しやすくなります。
6月~7月に浅刈りをしている茶園では三番茶芽の生育に影響しますので、適期の防除を行う必要があります。
特に、クワシロカイガラムシの大量発生は干ばつによる樹勢低下が拡大するため注意が必要です。
作業にあたっては、炎天下での薬剤散布は付着した薬液が高温になり茶葉に高温障害が出るため、早朝か夕方に
行うようにします。
また、熱中症にもお気をつけください。
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