ページの先頭です。

メニューを飛ばしてメインメニューへ

お茶栽培の高度化研修を開催しました

>> ホーム >> お茶栽培の高度化研修を開催しました

農業技術センター茶業試験場 : 2024/09/19

 令和6年9月6日(金)に当試験場でお茶栽培技術についての高度化研修が行われました。
 農業振興センターの普及指導員7名のほか、JA職員1名や仁淀川町や津野町の地域おこし協力隊3名、環境農業推進課、
農産物マーケティング戦略課から1名ずつ参加しました。
 今回の研修会では、当試験場の研究員が講師となり、県内のお茶栽培技術(施肥管理、病害虫管理、枝条管理)に
関する講義を行いました。座学にはさんで、土佐茶や静岡県の深蒸し茶の淹れ方の研修と試飲を行い、品評審査会で
行われる官能評価の説明を行いました。会場からは美味しいとの声とともに、お茶の官能評価方法に対して熱心な質問
も聞かれました。
 枝条管理については、当試験場の傾斜地茶園で茶用摘採機を二人一組で持ってもらい、その重量を体感してもらいました。
 その後、当試験場で改良中の手動台車「やじろべえ」を茶用摘採機の重量のあるエンジン側にセットすることで、体への
作業負担が減らして、高齢茶樹を若がえらせる中切り作業などの茶園再生ができることを説明しました。
 防除については、軽トラックの荷台でも運べる自走式摘採機を紹介して、これに防除用ノズルをセットすること
茶畝3列を省力的に防除ができることを動画も交えて説明を行い、実際に機械操作もしてもらいました。
 参加者は座学だけでなく、軽労化のための作業機械に触れてもらうことで多くの質疑が交わされるなど熱心に研修に取り組む
様子がみられました。


実習風景1

                        当試験場の講師による座学の様子


実習風景2

                     一輪台車「やじろべえ」の取り扱いについて


のるぞうを囲んで

                 自走式摘栽機と防除用ノズルの組み合わせによる省力防除法の紹介


のうるぞうの操作

                       普及指導員による自走式摘栽機の操作




PAGE TOP