第５９回高知県茶品評会の審査会が、７月２８日に仁淀川町仁淀多目的研修集会施設で開催されました（主催：土佐茶振興協議会）。この品評会は、県産茶（土佐茶）の生産技術と品質の向上を目指し、毎年開催されています。

　今回は、安芸市、佐川町、越知町、仁淀川町、津野町、四万十町、三原村の各産地から４２点の茶葉の出品がありました。

　有限会社　森木翠香園、ＪＡ高知県、当試験場の７名の審査員により、まず茶の形状や色などの外観を審査し、その後茶葉にお湯をそそいで、水色、香気、滋味について審査しました。今年は、各産地とも評価が高く、生産者や関係機関の努力により品質の底上げが進んでいることが実感できました。また上位のものは特に優れた品質でした。

　今年の最優秀賞（高知県知事賞）は、「池川茶業研究会　池川茶業組合」でした。

　各産地で生産された土佐茶はそれぞれ個性を持っており、それら商品は県内の量販店、直販所、道の駅等で販売されていますので、皆様も、お茶を飲み比べてみてはいかがでしょうか。