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トマト 白絹病

こうち農業ネット : 2012/10/19

高知県 病害虫・生理障害台帳


作物名

トマト



一般名称

白絹病



学術名称

Corticium rolfsii Curzi[Sclerotium rolfsii Saccardo]



症状

 茎の地際部に発生する。はじめ、暗褐色のやや窪んだ病斑を生じ、拡大して茎を取り巻き、くびれを生じる。病斑上には白色絹糸状の菌糸を生じ、のち多数の菌核を生じる。菌核は淡褐色から白色のケシ粒大で、株周辺の土の上でも多数認められる。



発生条件

 本菌は菌糸や菌核の形で罹病残さとともに土壌中で残存し、第一次伝染源となる。発病は日中の気温が25〜35℃の高温時期で、地表面が湿り過ぎない程度の条件の時である。ハウス栽培では9〜10月と5〜6月、露地栽培では7〜9月の盛夏の降雨の後で発生が多くなる。寄主範囲は広く、トマト以外になす、ピーマン、きゅうりなど多くの作物を侵す。



対策

(1)土壌中や土壌表面に生ワラなどの未分解有機物があると病原菌が増殖して多発の原因となるので、土壌に生ワラなどを施す場合は植え付け1カ月以上前に施し、土壌とよく混和して腐熟を促す。また、畝面への敷きワラは作物の株ぎわまで覆わないように注意する。
(2)菌核は野外で数年間生存できるが、好気性の菌なので、湛水状態にすると3〜4カ月で死滅する。露地栽培では水稲との輪作、ハウス栽培では夏の休閑期に湛水あるいはハウスを密閉して太陽熱処理を行い菌核の死滅をはかる。