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令和3年度の研修・実証展示ハウスでの栽培

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高知県立農業担い手育成センター : 2021/02/02

 農業担い手育成センターでは、10棟の促成栽培用ハウスでナス、キュウリ、ニラ、ピーマン、シシトウなどを栽培し、高知県での新規就農を目指す長期研修生の栽培技術研修に加えて、環境制御技術を中心とした先進技術、作業効率化や省力化に向けた技術等の実証展示を行っています。令和3年度の実証栽培の概要をご紹介します。

ナス

・SRHハウス 3.6a(間口6m、奥行き30m、2連棟)
・品種:‘PCお竜’(台木:‘台太郎’)
・定植日:令和3年8月27日

・実証内容
単為結果性ナスにおいて、仕立て方法の違いによる収量性と作業性を比較する。
1)主枝4本仕立て 1条植え(うね幅200cm、株間60cm)
2)主枝2本仕立て 2条植え(うね幅200cm、株間60cm、条間50cm)
整枝については、側枝は1果で摘心、0~2芽に切り戻す


ナス(1) ナス(2)

キュウリ

ハウス(1)実証
・APハウス 3.6a(間口6m、奥行き30m、2連棟)
・品種:‘ニーナZ’ 5節毎の完全更新
    ‘勇翔’ つるおろし
・定植日:令和3年9月28日

ハウス(2)展示
・APハウス 3.6a(間口6m、奥行き30m、2連棟)
・品種:‘常翔661’ 更新つるおろし
    ‘千秀2号’ つるおろし
・定植日:令和3年9月28日
両ハウスともうね幅200cm、株間50cm、台木は全て‘オールスター一輝’
力枝はニーナZ6本区以外は、全て4本

・実証・展示内容
 ・ハウス(1)実証
完全更新栽培のニーナZについて、力枝4本と6本で作業性や収量生を比較する。
 ・ハウス(2)展示
  常温煙霧機を用いた防除を実施する。


キュウリ(1)

ニラ

・AP30ハウス 5.4a(間口6m、奥行30m、3連棟)
・品種:’ミラクルグリーンベルト’
・播種日:令和3年2月25日
※220穴セルトレイ育苗、1セルあたり2粒まき
・定植日:令和3年6月14日
・栽培打切り日:令和4年4月14日

・実証内容
 6月定植における千鳥植えマルチを用いた密植栽培について検討する。
 1)千鳥植えマルチ区(うね幅200cm、条間30cm、株間24cm、穴径11cm)8,333株/10a
2)慣行マルチ区(うね幅200cm、条間28cm、株間28cm、穴径13cm)7,142株/10a
※各区ともに1植穴あたり1セル植え区、2セル植え区を設定し、計4区で実証。
・その他
 電照(暗期中断 23:00~2:00):令和3年11月4日~令和4年2月24日


ニラ(1)

ピーマン

・SRHハウス 5.4a(間口6m、奥行き30m、3連棟)
・品種:‘みおぎ’(台木:‘台助’)
・定植日:令和3年8月26日

・実証内容
主枝2本垣根仕立て(うね幅150cm、株間60cm、2条植え、条間15cm)において、整枝方法が生育、収量、および作業時間に及ぼす影響について検討する。
1)側枝は全て通路側に寝かせ、一次側枝を5節程度で摘心。
主枝は樹高100cmで摘心し、主枝摘心後の高次側枝やわき芽も全て寝かせる
2)側枝は慣行誘引で側枝は2~5節程度で摘心
主枝は樹高120cmで摘心し、主枝摘心までの側枝は寝かせるが、主枝摘心後の高次側枝やわき芽は寝かさず摘心する


ピーマン ピーマン

シシトウ

・AP30ハウス 3.6a(間口6m、奥行き30m、2連棟)
・品種:‘土佐じしスリム’(台木:‘台助’)
‘高育高育交16号’(台木:‘台助’)
・定植日:令和3年8月27日
・仕立て:1条2本垣根仕立て 2条2本仕立て

・実証内容
‘土佐じしスリム’と非辛味シシトウ‘高育高育交16号’における収量、品質および生育の比較を行う。


シシトウ(1) シシトウ(2)

担い手育成センターへの視察等について

  担い手育成センターでは、ハウス内での実習を伴う「学び直し研修」や技術力向上のための「先進技術研修」(視察)を受け付けています。
 
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