トルコギキョウにおける適正な土壌還元処理について
>> ホーム >> ユズの果実肥大調査を開始しました! >> 定植後の栽培管理について学ぼう!!~第3回農業基礎研修講座~ >> センリョウの自生地調査をしました! >> ELFバケットシステムによる輸送テストを実施!! >> 東洋町のポンカンがテレビで紹介されます >> 栽培の1丁目1番地、土壌肥料について学ぼう! ~第1回農業基礎研修講座~ >> せん定の基礎を学ぼう ~ユズ講座~ >> 土佐あき新施設園芸システム勉強会を実施! >> 集出荷場GAPで事故を無くそう! >> グリーンフォーカス 令和6年3月号 >> 機能性表示食品「高知なす」宣伝隊長・三山ひろしさん就任式 >> トルコギキョウにおける適正な土壌還元処理について
安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2022/02/07
管内のトルコギキョウでは、米ぬかやフスマを利用した土壌還元処理が実施されていますが、米ぬかやフスマ由来の窒素による生育への影響を危惧して施用量を10a当たり0.3~0.5tと、基準量の1tより減らすことが慣例化しており、土壌病害の発生も常態化していました。
そこで今年度の取組として、令和3年7月にフスマ1tを投入した土壌還元処理の実証ほを設置し、処理後の窒素成分量や生育状況を調査した結果、窒素成分量が大きく増加することはなく、トルコギキョウの生育への悪影響も見られませんでした。
また、ほ場の一部では発生が見られるたものの、前年より土壌病害の発生程度が減少しました。
この結果から、土壌病害が多発しているほ場では、米ぬかやフスマを1t投入した土壌還元処理を推奨・普及していきます。
ツイート