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栽培終了時から土壌消毒時の注意点、熱中症対策

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2021/06/30

 梅雨入りし、温度・湿度ともに高い日が続いています。ハウス内は高温多湿となり、腐敗果が発生しやすい環境となります。収穫時の選果を徹底し、腐敗果の混入を防ぎましょう。
 また、作物だけでなく、人にとっても厳しい環境です。休憩とこまめな水分補給をしながら作業をしましょう。

栽培終了時から土壌消毒時の注意点
 栽培の終了したハウスでは、ハウス内の病害虫を減らすため、引き上げ前の晴天日にハウスを密閉し、蒸し込み(2日以上が望ましい)を行いましょう。蒸し込みが終了した後は、ハウスの菌密度を下げるために、病害が発生した株をなるべくハウス外に持ち出し、適切に処分してください。
 また、ハチの巣箱の処分を行う場合は、ハチの巣箱をハウス内で蒸し込み、ハチが死滅したのを確認してから、処分してください。
(1)土壌消毒(太陽熱処理、土壌還元消毒)を行う場合
・処理期間は20日程度が目安です。
・土壌の深くまで消毒効果を効かせるために、処理中は土壌の適湿を保ちましょう。
・ビニールやポリで被覆する際には、隙間がないように設置しましょう。
・米ぬか・ふすま等を入れて還元消毒を行う際には、強いドブ臭が発生するため、事前に近隣の民家へ了解を得るなどしてください。
(2)薬剤を使用する場合
・薬剤のガスが発生するため、防護マスクや防護服を着用してください。
・処理後はハウスのガス抜きを十分に行ってから、ハウスに入りましょう。


熱中症対策
 去年に続き、新型コロナウイルスの対策から夏場のマスク着用の機会が多くなっています。マスクを着用していると、喉の渇きに気付きにくくなるだけでなく、体内の熱を排出しにくくなるため、熱中症のリスクが高まります。

熱中症にならないために!
(1)水分・塩分補給をしましょう!
のどが乾いていなくても20~30分ごとに水分補給を行いましょう。
(2)なるべく2人以上で作業しましょう!
 お互いに声を掛け合い、異常がないか確認し合うようにしましょう。
(2)ハウス内は特に注意!
 ハウス内は屋外よりも高温多湿になりやすいため、リスクが大きいです。
 風通しを良くし、なるべく1回当たりの作業時間を短くしましょう。

安芸農業振興センター(0887-34-0138)


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