15日、東洋町甲浦と室戸市吉良川でポンカン摘果講習会を開催し、甲浦ではベトナムの技能実習生を含め7名、吉良川では10名が参加しました。
　農業改良普及課室戸支所は、隔年結果防止のため、表年の今年は例年以上にスピード感を持って、まずは手の届く範囲で小玉果や傷果の摘果を園内一回り済ませるよう指導しました。
　生産者からは「成っているところと成っていないところがあるがどうやればよいか」「直花の実は落としたほうがいいのか」「枯れ枝は一緒に取った方がいいのか」等、多くの質問が出ました。
　今年は台風の影響がなく果実外観は良好で、梅雨明け後の日照りで一時鈍っていた肥大も、9月に入ってからの降雨により平年並に回復しています。
　農業改良普及課室戸支所は今後、仕上げ摘果の状況確認や、貯蔵病害の防除指導等を通じて品質向上を図っていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東洋町での講習会風景

　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉良川での摘果実演風景