注意:曇雨天時の管理について
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週間天気予報によると、向こう1週間、曇雨天が続き、3月上旬並みの気温(最低温度7℃前後)が続きそうです。加温機の稼働時間が短く、ハウス内の湿度が高くなることが予想され、黒枯病、灰色かび病の発生、花の落下が心配されます。
現在の管理は、2月下旬以降の収量に影響します。花芽の形成は開花30日前から行われますので、現在の着果量に関係なく、以下のことに注意して管理してください。
1.天気予報で、最低温度を確認して、夜間の管理を行ってください。
(1)加温機の稼働が少ない場合、内張をすかす
(2)加温機の設定温度を高くする
*メロン、フルーツトマトの栽培事例*
谷換気を少し(1%程度)開けて加温する
2.収穫時は、必ず一芽切り返しを行い、葉から蒸散する量を少なくする(ハウス内湿度を高めない)。
3.灌水は日の出3時間後(AM10:00)に行う。日射量に応じた灌水となるように天候で量を加減する。
4.ハウス内の風を対流させるため、加温機のダクトやダクトファンを動かす。
一方、曇雨天経過後(予報では1月31日以降)の晴天で、日焼け果の発生が心配されます。
1.曇雨天最終日にハウス内の湿度を低くしすぎない。灌水量に注意する。
2.急激な温度変化にあわせない。
曇雨天経過後に葉面散布を行い、樹勢の回復を早め、品質向上、収量アップにつなげていきましょう!
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