2016年より東洋町を流れる「野根川」流域において、国の地方創生推進交付金を活用した地域再生計画が始まっています。地域産業の振興や定住・交流人口の増加を目的にすすめているもので、その一環として今年度より「野根川」の水を使い、流域で穫れた酒米を使った「酒づくり」の取り組みが始まりました。
　農業改良普及課室戸支所は、酒米「吟の夢」を栽培している安芸市入河内地区への先進地視察を計画し、6月7日、東洋町の生産者と視察しました。移植後の生育状況を見学した後、東川酒米生産組合の方々と熱心に意見交換し、倒伏等でこれまで試行錯誤しながら取り組んできた経緯などの説明を受け、多くのポイントを学ぶことができました。
　農業改良普及課室戸支所は、今後も酒米「吟の夢」の先進地区と情報交換等を行いながら、品質の良い酒米づくりを支援していきます。