【更新しました!】研修・実証展示ハウスでの栽培状況
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農業担い手育成センターでは、10棟の促成栽培用ハウスでナス、ピーマン、キュウリなどを栽培し、高知県での新規就農を目指す長期研修生の栽培技術研修に加えて、環境制御技術を中心とした先進技術の実証展示を行っています。毎月下旬に栽培状況を写真や担当からのコメントなどでお知らせします。
研修・実証展示ハウスでの栽培状況(平成31年1月21日更新)
研修・実証展示ハウスにおける環境制御導入技術(各品目共通)
・オランダ型変温管理
・炭酸ガス施用:CG-254S2(N社)、ダクトファンによるうね上および群落内施用
・細霧による加湿・冷房:微細冷房加湿システムcoolBim(K社)
ナ ス
・AP30ハウス 360m2(間口6m、奥行30m、2連棟)
・品種:‘土佐鷹’(台木‘台太郎’)
・定植日:平成30年8月22日
・実証項目
1.日射量に応じた時期別温度管理
2.作業性に優れる密植栽培の検討
『年内で4t強/10aの収量がありました。年末に減っていた花や実の数が回復してきており、2月からは収量も増えそうです。』


ピーマン
・SRHハウス 540m2(間口6m、奥行30m、3連棟)
・品種:‘みおぎ’、‘京まつり’、‘高育交13号’(台木‘台助’)
・定植日:平成30年8月31日
・実証項目
1.主枝2本2条垣根仕立てでの整枝方法の検討
2.品種および仕立て方法の検討
『日射量の増加により、着果数も増加してきました。また、勢いよく芽が出てきており、頻繁に側枝の”ねかせ”作業をしています。』


シシトウ
・SRHハウス 360m2(間口6m、奥行30m、2連棟)
・品種:‘土佐じじスリム’(台木‘台助’)
・定植日:平成30年8月30日
・実証項目
1.仕立て方法の検討(1条4本仕立て、2本2条垣根仕立て、2本1条垣根仕立て)
2.2月以降の下位側枝の除去が収量・品質、収穫作業時間に及ぼす影響
『 日射量の増加に伴い収穫量も増加してきました。収穫が忙しくなりそうです。』


キュウリ
・AP30ハウス 540m2(間口6m、奥行30m、3連棟)
・品種:‘千秀2号’、 ‘常翔661’(台木‘オールスター一輝’)
・定植日:平成30年10月3日
・実証課題
1.栽植方法の検討
2.更新つるおろし栽培の検討
3.低位摘心つるおろし栽培の検討
『年内は天候不順で苦労しましたが、やっと年明けからなんとかもちなおしてきました。このまま順調に生育していって欲しいです。』
大玉トマト
・SRHハウス 360m2(間口6m、奥行30m、2連棟)
・品種:‘CF桃太郎ファイト’(台木‘がんばる根トリパー’)
・定植日:平成30年9月5日
『1月に入り日射量が増え開花数・着果数ともに増加しています。』
過去の研修・実証展示ハウスでの栽培状況
平成31年1月21日更新
研修・実証展示ハウスでは新規就農者等を対象としたハウス内での実習を伴う「学び直し研修」や技術力向上のための「先進技術研修」(視察)を受け付けています。
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