ページの先頭です。

メニューを飛ばしてメインメニューへ

四万十町の食材を活かした料理を若い世代に伝承!

>> ホーム >> 四万十町の食材を活かした料理を若い世代に伝承!

須崎農業振興センター 高南農業改良普及所 : 2018/12/25
開催日 : 2018/12/14

12月14日(金)、四万十町で18人が参加し「土佐の郷土料理伝承講座」が開催されました。
高知県では、「土佐の料理伝承人」を認定して地域の食文化の伝承活動を実施しています。今回は、「伝承人」に認定されている高南地区農漁村女性グループ研究会が、四万十町産のニラや大豆、里芋、シイラ(マヒマヒ)、豚肉などを使った料理を伝承しました。

 開会にあたり、鬼頭会長から、地域で60年近く続いている農村女性グループの歴史や、地元産の大豆を使って取り組む味噌づくり、販売を始めて20年の納豆づくりなど、地域の農村女性の活動の紹介がありました。
料理は、40年前に町内で最初にニラの栽培を始めたグループ員考案の「ニラの白和え」や、「里芋の煮っころがし」、「大豆と長芋の天ぷら」、興津で水揚げされるシイラを手づくりの塩麹で漬けた「しいらの塩麹焼き」、手づくり味噌を使った「豚汁」などです。「味付けはお好みで」と言いながら、素材の選び方や隠し味など、それぞれのレシピのコツを丁寧に伝えてくれました。

 参加者は、県外から就職や結婚で町内に移住した方や、地域の食材を使った料理に関心のある人などで、熱心に料理方法を教わりながら、和気あいあいと料理作りをしました。
 アンケートでは、「すごく美味しかったです。次回もあればぜひ参加したい」「高知ならではの季節の野菜料理を教えてほしい」「寿司やリュウキュウ、ジビエ料理(シシ汁など)の料理方法を学びたい」、「地域の人との出会いがあってとても良かった」など、大変好評でした。

普及所では、今後も地域農産物を活かした若い世代への食文化の伝承を支援します。


2

高知県地域農業推進課から土佐の料理伝承人の郷土料理伝承講座の説明。


4

会長の鬼頭さんから農漁村女性グループ研究会の地域での活動の歴史や、地域農産物などの食材とレシピの説明


6

伝承人のグループ員から料理のコツを習いながら和気あいあいと実習しました。


8

しいらの塩麹焼きは、焦げ付きやすいのでアルミホイルを敷いて焼きます。


10

グループ員が持ち寄った、取れたての野菜を使って調理しています。


13

できあがった伝承料理ときれいに盛り付けて、いよいよ試食です!


14

試食の際には自己紹介。地域での納豆づくりの取組などの紹介もありました。

高南農業改良普及所 竹村




PAGE TOP