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平成25年度2月普及指導活動情勢報告

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2014/03/11

貯蔵サツマイモの販売検討会を開催 ~JA土佐あき吉良川支所芋部会~


販売検討会の様子

 1月18日、JA土佐あき吉良川集出荷場にて、取引市場2社との販売検討会を開催し、生産者や関係者など21名が参加した。
 振興センターから、産地の取り組み(エコファーマー など)について紹介し、25年度産の貯蔵サツマイモ(「西山きんとき」「西山はるか」)の出荷状況等について意見交換した。また、市場からは「西山きんとき」の特長を活かして、新たな販売先を検討したいとの提案もあった。
 今後、振興センターでは更新時期となる芋生産者のエコファーマーの再認定に向けた活動支援等をする。

CO2施用効果に驚き!「第1回ナス品目別現地検討会」の開催


熱気が沸く情報交換会

 1月20日、県内ナス生産者32名と関係者30名が芸西村と安芸市の各CO2施用実証ほに集まり現地検討会を開催した。
 振興センターから各実証ほでの進捗状況を説明し、その後の情報交換会では県外での環境制御先進事例を紹介した。
 現地圃場では「この時期にこの側枝やガクの太さはすごい」と驚き、CO2施用方法や植物の反応などについて熱心な質疑が行われた。
 今後、3月に第2回ナス品目別現地検討会を実施する。

トルコギキョウ芸西支部会+個人出荷者の現地検討会


品種特性等の意見交換

 1月23日、JA土佐あき花卉部芸西支部トルコギキョウ部会が、8名の参加を得て現地検討会を開催した。また、個人出荷者も2名加わり、ともに現地を巡回した。
 振興センターは、雑草が生えにくい土壌消毒法やアザミウマ類対策の薬剤紹介、ロゼットになりやすい品種、管理の注意点、ドリームシートを導入した省エネ結果等を説明した。
 今後、振興センターでは、部会活動の活性化はもとより、機会をとらえ、部会を超えた集まりの場を設定する。

「琴ケ浜かっぱ市」(芸西村)で加工品のブラッシュアップと店内プロモーションを検討


売場改善を検討する

 かっぱ市は、独自で加工する万能ドレッシングの「ばかったれ」の定番化と、売場の陳列等の改善による集客力アップを目指して、県アドバイザー制度を活用した検討会を1月23日、2月6日、25日に開催した。同制度から講師を招き、店舗スタッフと改善点について積極的な意見交換を行った。スタッフは「お客さん目線」で考えることが重要と感じ、動線、視線を意識したポップを試みることに決めた。
 振興センターは、改善点の検証を共に行い、適正表示、売上向上に向けた陳列、品揃え等の取り組みを支援する。

初開催!!花き展示商談会in東京2014


オリエンタル系ユリの商談中

 1月27日、県主催で関東土佐会、園芸連の協力のもと、TKPガーデンシティ品川(東京都港区)で市場、仲御、生花店、生産者ら出展者も含め約300名が来場して、花き展示商談会が開催された。
 17団体・個人が出展し、当管内からはJA土佐あき球根部会(生産者3名)、芸西集出荷場花き部会(同4名)、(有)岡宗農園(同1名)が出展した。
 振興センターは、パンフレット類の作成支援を行い、当日は来場者への説明を、生産者に促し、産地、商品を売り込むよう指導した。
 今後、振興センターでは、商談会参加者から内容をまとめて、得られた情報を共有し、部会、販売活動促進へとつなげる。

~園芸年度も折り返し、ポイント確認して新規就農研修生の目標を達成するぞ!~


現地ハウスでの栽培状況の確認と指導

 振興センターでは、JA土佐あき営農課と連携して、新規就農研修支援事業修了生8名の営農定着に向け、26園芸年度の中間確認の面談を行った(1/27、29、2/10計3回、8名)。
 26園芸年度開始前に起てた各農家の経営、栽培管理の目標や課題に対して、年末までの出荷、生育、病害虫発生状況等をふまえ、園芸年度終了までの管理ポイントの確認や改善策をアドバイスした。
 振興センターでは、関係機関と連携し、新規就農者の経営目標の達成に向けた支援を行う。

安芸地区で大規模巡回!


今困っていることは何ですか?

 JA土佐あきと振興センターは25年11月19日の芸西地区(115戸訪問)に引き続き、1月28日に安芸地区の生産者に対して大規模巡回を行った。今回の巡回では、特に個人市場出荷者を中心に約100戸訪問した。
 振興センターは、新病害の「ナスフザリウム立枯病」の発生有無の確認をするとともに同病害の防除対策について情報提供し、ナス産地振興に関するアンケート調査も行った。
 今後も多くの生産者と接する機会を設けて情報提供や指導を行う。

大野倶楽部女性部が第2回交流会を開催


親子でお菓子作りを体験

 2月8日、大野倶楽部女性部(田野町)が行う25年度第2回体験交流会に町内外消費者7名が参加した。今回はバレンタインをテーマにしたケーキ作りの体験と、大野台地の野菜をふんだんに使ったけんちんうどん等の昼食でもてなした。第1回目の体験交流会の反省を踏まえ、定期的な開催、テーマ、役割分担、告知方法などの課題について検討の必要性を感じていたので今回はその反省をもとに内容を見返して交流会を開催した。 
 振興センターは、衛生管理、経営等の指導を行い、今後の本格実施に向けて支援する。

ブルースター部会現地検討会


花飛び多い圃場

 2月10日、芸西ブルースター部会9名が参加し、現地検討会を開催した。
 振興センターは、ヒートポンプの転倒防止機具の装着、木質ペレットボイラーの灰出し方法、疫病予防の土壌消毒法、花飛び症状の改善等について指導した。また、1月27日の花き展示商談会の様子や得られた情報(問題点等)を共有し、その解決に向けて助言した。
 今後、振興センターでは、現地検討会等で明らかになった問題点の解決を図り、部会活動が活発になるよう支援する。

集落営農組織のリーダー研修会 ~5つの既存組織が意見交換~


お互いに組織のことを話そう

 2月13日、田野町大野倶楽部集会所で、7名参加の集落営農組織代表が、農事組合法人ビレッジ影野・浜田代表を迎え、講演と意見交換会が開催された。
 同代表から、組織設立の経緯、活動内容などを聞き、その後お互いの組織の課題(オペレーター不足、作業報酬や共同機械の購入等)について意見交換を行った。既存の組織間で話し合うことは初めてで、それぞれの課題が聞けて良かったとの感想もあった。
 今後も振興センターでは、県内外で先進的に集落営農に取り組んでいる組織と意見交換し、組織の活動が活性化するよう支援する。

CO2施用で増収を実現~「第1回ピーマン品目別現地検討会」~


現地検討会より(CO2実証圃)

 2月13日に県内ピーマン生産者34人と関係者40人が芸西村のCO2施用実証圃に集まり現地検討会を開催した。
 振興センターは実証圃の進捗状況を説明し、1月末までの収量実績でCO2施用区が無施用区に比べ約30%増収したことを報告した。また、実証農家からは、CO2施用にあたり「灌水と肥料(の増加)に気をつけるべき」との助言があった。
 今後、振興センターでは実証圃の調査と併せCO2施用マニュアルを作成し、施用技術の普及に努める。

トルコギキョウ安芸・芸西支部会・安芸と芸西の個人出荷者合同視察研修会


来年の種はどれにしょうか

 2月13日、JA土佐あきトルコギキョウ部会安芸支部4名、同芸西支部5名、芸西、安芸個人出荷者8名(総計17名)が、農業技術センターで冬春品種の特性やLEDの電照効果、炭酸ガス等環境制御、自然エネルギー利用のエコキュートについて研修した。
 振興センターは部会と個人出荷者の交流を図るため、同一日に研修会に参加するように調整した。また、農技センター圃場では部会員と個人出荷者が交流できるようにした。
 今後、振興センターでは、機会をとらえ、部会を超えた集まりの場を設定してまとまりのある花き産地の育成を目指す。

JA馬路村柚子部剪定講習会を開催


熱心に剪定講習を受講

 JA馬路村柚子部は、2月17日、20日に39人の参加を得て剪定講習会を開催した。馬路村のユズは有機栽培を行っており、病害虫防除に苦労している。振興センターは、集荷説明会(25年10月)時に2年続けて幹腐病対策等の講習を行い、防除効果を出すには剪定が重要(日当たり、風通し)と指導してきた。その結果、剪定の重要性が認識され、前年(25人)を超える参加数となった。参加者からは、「指導員の剪定のようになかなか切れないが参考にしたい」「今年の剪定講習会は盛況だ」等の意見があった。
 今後、振興センターでは枯枝除去、芽かき、摘果等の栽培管理を指導する。

赤野集出荷場女性部勉強会~将来を見据えて~


現地視察の様子

 2月17日、赤野集出荷場女性部は勉強会を開催し15名が出席した。
振興センターから「環境制御技術の基礎」と「ナス消費の実態と将来を見据えて」をテーマに講習会と情報提供を行い、赤野地区のナス圃場と芸西村の環境制御実証圃(ナス)の視察を行った。なかでも、炭酸ガス施用や温度管理に興味を示し、部員が実証農家と活発に意見交換する姿が見られた。また、産地の将来を見据えたナスの品質向上への意識も感じられた。
 振興センターはこれからも女性生産者の知識向上のため勉強会の頻度を増やすよう計画している。




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