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平成25年度8月情勢報告

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2013/09/24

オクラの品質向上を目指して~中芸オクラ部会の目慣らし会~


熱心に見本のオクラを観察

 7月16、17日の2日にかけて、中芸集出荷場オクラ部会では目慣らし会を行い、それぞれ約40人の参加者があった。場からは出荷規格について丁寧な説明があり、参加者は真剣に聞いていた。
 振興センターからはオクラのエコシステム栽培について取り組みの説明を行い、現在の部会状況なら十分取り組めることが理解された。
 今後、振興センターは有機肥料中心の施肥技術や害虫防除のIPM技術の実証試験を行い、結果を各勉強会にて報告・協議していく。

今年の千両の生育状況を確認 ~吉良川千両部会現地検討会~


現地巡回の様子

 7月23日に吉良川集出荷場千両部会は現地検討会を開催し、11戸中9戸が参加した。現地巡回では開花期~果実期となっていた千両の生育状況を確認した。
 振興センターからは、これからの栽培管理や今年度の気象(少雨予測など)について説明した。「今年は雨が降らない」「水をかけないと実落ちしてしまう」など部会員間で意見交換が行われ、今後の管理について共有ができた。
 今後は、現地巡回の中で、JAと協力して潅水指導を行う。

集落営農先進地を視察して勉強会開催


熱心に話を聴く参加者

 7月23日、管内の集落代表や市町村担当者ら13名が参加して、集落営農先進地である「四万十町見付」と「須崎市坂の川」の視察研修を行った。
 参加者は組織代表の説明を熱心に聴いた後、組織運営方法や料金体系等多数の質問が出た。終了後のアンケートでは「集落ぐるみで取り組む必要性が分かった」「リーダーの存在が重要」等の意見が出た。
 振興センターは今後も新規組織の立ち上げや集落営農組織活動を支援するため積極的に先進地視察を取り入れていく。

ナス「土佐鷹」で更なる飛躍への挑戦~芸西で土佐鷹勉強会を開催~


初期の樹づくりが大事!

 7月24日にJA土佐あき芸西集出荷場ナス部会の土佐鷹生産者を対象に、毎年恒例の定植前の土佐鷹勉強会を開催し12人が参加した。
 勉強会では、振興センターから定植後の初期管理ポイント、今作の生産実績・実証試験の結果と次作の環境制御等の実証計画について説明した。生産者からは「土佐鷹の重点支援農家を増やして欲しい」等の意見・要望が多く出た。
 25園芸年度の芸西土佐鷹出荷量は15.7t/10aと過去最高であったが、次作では部会活動、個別巡回を中心に更なる収量向上を目指す。

今年のナス苗はどうかな?みんなで確認!!~県内の種苗会社(4社)を視察~


ナス苗の視察中!!

 7月25日にJA土佐あき園芸研究会幹事会(構成員:振興セ、JA)主催のナス苗視察を行い、幹事会メンバーや生産者など16名が参加した。各種苗会社では、8月上旬出荷のナス苗の生育状況や8月下旬出荷の苗接ぎ木作業等を確認し、育苗中の鉢の間隔や接ぎ木位置などの変更について要望した。これまでは個々に種苗会社を視察していたが、幹事会で協議し、今回初めて開催できた。
 今後もナス苗の生育状況を農家に情報提供し、収量向上に向けた支援を行う。

環境制御元年!変わるぜよ 土佐あき園芸


活動内容の説明状況

 7月30日、JA土佐あき本所において、46人の生産者や関係者が集まり「環境制御に取り組み早期に地域の限界収量の突破」を目指す『土佐あき新施設園芸システム勉強会』(事務局:JA)が発足した。
 本会を立ち上げるに至った経緯、目的、規約案などについて説明後、振興センターから「収量アップに向けた取り組みイメージ」「活動内容」について説明した。参加者からは「新しい取り組みはワクワクする」等の声が聞かれた。
 今後、振興センターでは収量アップのため、環境制御の考え方、方法を本会への活動を通じて広めていく。

天敵の有効活用でアザミウマ被害を抑える!~唐浜ピーマン部会~


勉強会で意見交換

 7月31日に唐浜集出荷場ピーマン部会は勉強会・現地検討会を開催し、8戸中5戸が参加した。部会では昨年度からアザミウマ対策のためのIPM技術の確立に取り組んでおり、振興センターは、防除体系案の提案や今年度の実証圃について説明した。  「スワルスキーを放飼する時期は早くすべきか」「まずは色々な方法を各自でやってみては」など意見交換が行われ、課題の共有化ができた。
 今後、振興センターは地域版のアザミウマ防除体系マニュアルを確立するために実証圃の調査をする。

地元食材の消費拡大に向けて~「韓国風レストラン鷹取の家」視察研修~


楽しく白菜キムチ作りを習う

 8月2日に中芸地区農漁村女性グループは地元食材使用料理のPR等を勉強するため、キムチで韓国と交流してきた梼原町の「韓国風レストラン鷹取の家」で17名が参加した研修会を開催した。昼食体験、キムチ作り実習、活動実績の講演、意見交換会と盛りだくさんの研修であった。
 振興センターは研修を企画し、事前に施設、組織概要を勉強する場を設け、研修中内容に関するアンケートを作成した。
 今後、振興センターは、アンケートを集計、報告して、本グループの地元食材の消費拡大への取り組みを進める。

収穫中期における現地検討会を山村振興部が開催


簡易土壌診断に注目

 8月2日、JA土佐あき山村振興部は雨除け米ナス、露地シシトウの今期最後の現地検討会を開催し、参加した生産者7人全員の圃場を巡回した。振興センターは、生育・病害虫発生状況の確認の他、現場で硝酸態窒素用試験紙を用いた簡易土壌診断を行い、「肥料養分の見える化」による肥培管理の適正化を促した。
 振興センターは、今後も生産者にわかりやすい指導方法を工夫し、米ナス、シシトウ等の生産安定を支援する。

土佐あき地域園芸戦略推進会議を開催


会議の様子

 8月6日、生産者代表、JA、園芸連、振興センター職員他28名が出席し、土佐あき地域園芸戦略推進会議が開催された。会議では、まとまりづくり、IPM・GAP、販売戦略の3チームから、活動成果と本年度の活動方針が報告された。その中で、安芸集出荷場管内での地区会や営農相談日の充実による系統出荷率の向上などの成果が報告された。また、篤農家による営農アドバイザー制度の導入などが協議された。
 振興センターは、各チーム活動を通じて、JAを主体としたまとまりのある園芸産地づくりを支援する。

アスパラガス部会が県内市場視察


姿・品質等を熱心にチェック

 8月13日、安芸集出荷場園芸研究会のアスパラガス生産者5人が県内市場(高知青果株式会社)の視察を行い、各産地の荷姿や品質、産地動向等について市場職員らと情報交換を行った。
 振興センターは、現地巡回による病害虫発生状況及び対応策を助言した。生産者からは対応策の徹底や流通資材費低減への要望が出された。
 今後、振興センターでは、関係機関と連携した出荷形態の検討や販促活動についても支援を行う。

JA土佐あきゆず部畑山支部青果研究会の開催 ~高温・少雨対策の徹底~


篤農家との意見交換

 8月19日、青果研究会の現地検討会を開催し、生産者他20名が参加した。振興センターは、記録的な高温・少雨への対策を主体に青果率向上への技術指導を行った。生産者からは、適正な灌水量や間隔、ドリップ灌水の効果などの質問が出され、篤農家を交えた活発な意見交換が行われた。
 今後、振興センターでは、JAや部会と連携し、ゆず講座(8/18)や研究会などの機会を通じた指導や技術資料配付など、高温・少雨対策の徹底を図る




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