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天敵紹介(アブラムシ類の天敵)

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高知県農業技術センター : 2013/09/26

アブラムシ類の天敵


ヒメカメノコテントウ Propylaea japonica (Thunberg)


ヒメカメノコテントウ

左:成虫 右:幼虫


 

成虫は3.0~6.6mmの大きさで、黄色の地に黒い亀の甲状の斑紋を持つ個体が多いですが、ほとんどが黒いものや背面の中央部以外はほとんど黄色のものまで変異の幅があります。成虫、幼虫ともアブラムシを捕食しますがコナジラミの幼虫など他の昆虫を捕食することもあります。


コクロヒメテントウ Schymnus posticalis Sicard


コクロヒメテントウ

 

 

幼虫


成虫は2~3mmの大きさで、全体的に黒色であり上翅の後ろの部分が茶色に見えます。幼虫は白色のロウ物質に覆われているためコナカイガラムシとよく似ています。成虫、幼虫ともアブラムシを捕食します。


ヒラタアブ類


ヒラタアブ類

左:幼虫  右:蛹


 

ヒラタアブ類にはホソヒラタアブやクロヒラタアブなど多くの種類が含まれています。 老熟幼虫は10~18mmの大きさで無脚のうじ状をしています。蛹の体色はうす黄土色~こげ茶など様々です。


ショクガタマバエ  Apidoletes aphidimyza(Rondani)


ショクガタマバエ

 

幼虫


 

幼虫の体長は孵化幼虫で0.3mm、終齢幼虫で2.5mmになり、中齢以降の幼虫であれば見つけやすいです。 現在、生物農薬として市販されています。




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