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育成品種の紹介

高知県農業技術センター : 2013/10/02

ピーマン‘トサミドリ’と‘トサミドリ2号’(平成21年 品種登録)


トサミドリ

‘トサミドリ’は、果実の光沢が強く、しわが少なく、果実の揃いや収量性に優れているF1品種です。また、着果初期から肥大が良く、AL品率は高い特徴があります。さらに、トバモウイルス抵抗性L3遺伝子を花粉親にも導入し、高温条件下では、現在の栽培品種‘トサヒメR’や‘みはた2号’より強い抵抗性を示します。


ピーマン‘トサヒメR’(平成14年3月 品種登録)


トサヒメR

草勢の強い促成栽培用のF1品種で、安定多収性で、果実の外観と揃いはよい。
ペッパーマイルドモットルウイルス(PMMoV(P1,2))に抵抗性をもつ。


シシトウ‘土佐じしビューティー’(平成16年3月 品種登録)


土佐じしビューティー

草勢は強く、低温伸長性にすぐれ促成栽培に適するF1品種。豊産性で、緑色で肉厚の果実は食味がよい。タバコモザイクウイルスやトマトモザイクウイルス、ペッパーマイルドモットルウイルスのトバモウイルス各種に抵抗性を示す。


シシトウ新品種‘土佐じしスリム’(平成19年3月 品種登録)


土佐じしスリム

シシトウ‘土佐じしスリム’は、‘土佐じしビューティー’の欠点を補うべく県が育成した新品種です。
‘土佐じしビューティー ’と同様にトバモウイルスに強い抵抗性をもち、‘葵ししとう’や‘土佐じしビューティー ’と比べて果実の形はスリムで、秀品率が高いです。
果実の色は、 ‘土佐じしビューティー ’よりもやや薄いですが、 ‘葵ししとう’よりも濃いです。また、収穫する実に花びらが残りにくいという特徴があります。

現在、土佐市を中心に栽培されています。


ナス‘土佐鷹’(平成21年 品種登録)


土佐鷹

1.育成の経過

 平成8年〜平成9年にナス品種‘竜馬’、‘千両’の葯培養を行い、平成13年に‘竜馬’葯培養系統と‘千両’葯培養系統との交配組合せからナス‘高育交2号’を選抜しました。平成13年〜平成15年の農業技術センターでの生産力検定および平成14年〜平成15年の現地適応性検定(室戸市、安芸市、芸西村)の結果、‘竜馬’に比べて果実品質が高く、同等以上の収量性を示したことから、促成栽培用ナス品種として有望と判断されました。平成17年8月に品種登録申請しました。

2.特性

1)加温促成栽培において‘竜馬’と同程度からやや多い商品果収量を示す。商品果率は‘竜馬’にくらべやや高い。

2)果形にボリューム感があり、果実の外観品質は高い。また、果肉が柔らかく、‘竜馬’より浅漬け加工適性は高い。

3)側枝の発生が‘竜馬’ほど多くないため、春以降の整枝作業は軽減される。

3.栽培上の留意点

1)低温での収量性は‘竜馬’に劣るため、無加温栽培には適さない。最低夜温10℃程度に加温する必要がある。

2)灌水量が著しく少ない場合は短形果がでやすい。また、草勢が弱いと収量・品質が低下しやすいため、追肥や灌水等の栽培管理を徹底する。

 ナス‘土佐鷹’は高知県の促成ナス生産振興のために、本県オリジナル品種として開発されたものです。本品種の親系統は今後のトゲなし品種育成のための素材として活用していきます。


無加温栽培に適したナス新品種‘慎太郎’


慎太郎

ナス新品種‘慎太郎’は当センターが育成したオリジナル品種であり、果実品質が高く、低夜温下で収量性が高いのが特徴です。
‘慎太郎’の果実は‘竜馬’にくらべボリュームがあり、無加温促成栽培では、‘竜馬’と同等以上の収量でした。3月以降の果実の光沢は強く、果肉は柔らかいです。また、春以降の側枝の発生が‘竜馬’より少なく、整枝作業を省力できます。現在、室戸市を中心に栽培されています。


米ナス新品種‘なつのすけ’


なつのすけ

‘なつのすけ’の草姿は‘太郎早生’に似ています。果実は卵形で、‘太郎早生’や‘くろわし’に比べて肩部の張りが良いです。果皮色は黒紫色で‘太郎早生’と同程度です。へたは‘太郎早生’や‘くろわし’よりやや小さく、へた下の帯紫程度は‘太郎早生’より濃いです。果皮の硬さは‘くろわし’と同程度です。10a当たりの総収量は‘太郎早生’と同等ですが、A品収量は‘太郎早生’よりやや多いです。現在、土佐清水、津野山および嶺北地域で栽培されています。


ナス台木用品種‘台二郎’(平成16年3月 品種登録)


台二郎

青枯病抵抗性検定
左:‘台二郎’(健全生育株)

低温伸長性が強く、青枯病・半枯病に複合抵抗性をもつ促成栽培ナス用台木で、葯培養を利用して育成したナスとヒラナスとの種間交雑のF1品種である。




高知家