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平成24年度12月情勢報告

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2013/01/10

室戸市農業研究会が野菜立木コンクールを開催


立毛状態で審査

 11月27~28日、野菜育苗・立木コンクールが開催され、室戸市内のナス・キュウリ・ピーマン・シシトウの生産者68戸が参加した。
 審査員は、JA、園芸連、農業共済組合、振興センターの職員11名が務め、草勢・病害虫・環境など5項目について審査した。さらにコンクールは、今回の審査結果に加え、10aあたり収量を点数化して、上位入賞者を決定し、25年10月の室戸市農業研究会総会で表彰する。
 生産者は、この立木コンクールを励みに、会員相互の研さんを図り、日々の栽培管理を頑張っており、その結果、毎年の高品質・高収量の農産物の生産につながっている。

 今後も振興センターはJA等と連携を図り、室戸市農業研究会の活動を支援し、生産技術の向上を目指す。

「環境制御」で収量アップを! 県ピーマン生産者研修会開催


多数が参集した県ピーマン研修会講演会

 12月4日、芸西村で県ピーマン研修会を開催し、県下各地からピーマン生産者や営農指導員など関係機関を含め86人が参加した。
 「環境制御」をテーマに、振興センターは現地で環境測定機器を活用した炭酸ガス施用の事例を紹介し、「光合成を重視した環境制御法」の講演を支援した。
 生産者からは早朝や夕方の炭酸ガス施用を「さっそく明日から昼間にやってみる」との声があがった。
 今後、振興センターでは温度、湿度、炭酸ガス等の実態把握をしながら、これら統合環境制御に取り組むことで、増収を図る。

JA土佐あき赤野女性部がナスの勉強会・現地検討会を初めて開催


整枝状況等熱心に確認

 12月4日、赤野集出荷場女性部は勉強会・現地検討会を開催し、19名が出席した。
 振興センターは、普段の部会講習会等に出席の少ない女性生産者にも栽培管理技術などの知識を高めてもらうことを目的として、厳寒期の栽培管理のポイント、病害対策、生育診断のポイントについて講義した。参加者は整枝・摘葉方法や病害虫対策などについて活発な意見交換を行った。
 赤野地区では初めての取り組みであったが、次回開催を要望する声も多く、振興センターはこれからも女性対象の勉強会を開催して栽培管理技術の向上を目指す。

「安芸マダム」が「かっぱ市」デビュー!


実演販売による接客中

 農業創造セミナー(県単事業)の24年度研修グループである「安芸マダム」(会員3名の内ナス生産者2名)が12月5日から、芸西村の直販所「かっぱ市」で当地区の特産品であるナスをふんだんに入れたコロッケの実演販売を始めた。これまで培った農村女性リーダーの活動、農業創造セミナー研修やイベント等での実演販売で実力をつけて今回の一般販売につなげた。今後は安芸市の直販所での販売も目指している。
 振興センターは、これまで研修での事業計画作成や調理技術の修得、組織活動等について支援してきた。今後も「安芸マダム」のみならず、6次産業化の推進を支援する。

第1回ナス品目別研究会「CO2施用効果について」の開催


CO2発生装置を興味深く観察する

 12月5日、県内の生産者29名(うちナス生産者21名)と関係者34名が安芸集出荷場に集まり『第1回ナス品目別研究会』が開催された。
「CO2施用効果」「環境制御」をテーマに、振興センターからはCO2施用実証圃におけるこれまでの施用効果を説明した。また、『植物生理からみた環境制御』をテーマとした講演会を実施したところ、「環境測定やCO2施用を検討したい」「温度管理を変えてみたい」といった生産者の声が聞こえた。
 今後とも振興センターではハウス内環境の実態やCO2施用効果を明らかにし、情報提供を行う。

JA土佐あき柚子部 ユズの販路拡大に向けた検討会を開催


アドバイザーを招いて検討

 12月12日、北川村総合保健福祉センターでJA土佐あき柚子部は30人の参加を得て、ユズの販路開拓やPR方法についての検討会を開催した。
 振興センターから高知県のゆず振興策やJA土佐あきの販売活動の取り組みを紹介した後に高知県食品産業協議会ものづくりプロデューサーからアドバイスを受けた。ターゲットにしたい消費者の年齢層の絞り込みや消費地の食環境を意識したパンフレット作りなど、参加者は、ユズをもっと使ってもらうためのPR戦略の必要性を感じていた。
 振興センターでは、アドバイザーを活用した販売戦略づくりや、効果的な販促の展開等について支援する。

JA土佐あき柚子部 ちらしずしコンテスト&料理講習会


ちらしずしコンテスト

 12月12日、北川村総合保健福祉センターでJA土佐あき柚子部が、「ちらしずしコンテスト&料理講習会」を開催した。コンテストは、地元ユズ料理が9品出展され、優秀作品は販売促進活動に活用される。また、ユズの販促・消費拡大のため、新しい調理方法を習得する目的で大庭英子料理研究家を講師に30人の参加を得、料理講習会が開催された。
 参加した生産者は、地元の伝統ユズ料理を継承していく必要性を改めて感じ、また、新たなレシピのユズ料理を食べ、「この料理ならユズがもっと売れるかも」などの感想も聞かれた。
 振興センターでは、今回のレシピを活用した販促資材の作成や、計画的な販促活動の展開を支援する。

知事賞は「ナス(慎太郎)」(室戸市農林祭農林産物品評会)


厳しい目で審査中

 12月16日(日)、室戸市農林祭農林産物品評会がJA土佐あき吉良川支所羽根事業所で開催された。野菜84点、果樹7点で合計91点が出品され、JA営農指導員と振興センター職員が審査を行った。
 審査の結果、松下勉氏のナス(品種:慎太郎)が形や色・ツヤが特に優れていたと評価し、知事賞を授与した。この品評会は生産者の栽培技術の研鑽や農産物の市民広報を目的に開催されており、多くの市民で賑わい、出品された農産物は全て完売となった。
 振興センターでは、今後も栽培技術の向上と室戸市農産物のPR活動について生産者を支援する。

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