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【れいほく八菜&嶺北便り】青果ユズ選別作業のカイゼン事例

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中央東農業振興センター 嶺北農業改良普及所 : 2025/11/19

青果(玉出し)ユズでは外観品質に応じて選別する作業が欠かせず、多大な労力を要します。 
しかし、生産者が出荷された青果ユズの品質がJAの規格に達しておらず、出荷場で箱詰めする際に等級が落とされる(除外される)事例も発生しており、選別間違いを減らすことが作業現場で求められています。

嶺北の青果ユズ生産者Aさんは、JAの出荷場で選果の様子を見学した際に、大きな光量で照らされたユズを目の当たりにして「これは良く見える!」と大変驚かれたそうで、自身の作業現場でも導入するようカイゼンに取り組まれました。
光源は50W相当のLED照明に交換し、座り作業から立ち作業に変更、さらに合板で大きな作業台を自作したことで、果皮のキズ(写真2枚目)や日焼け果(写真3枚目)がより明瞭に見えるようになり作業性も向上したことで、ご夫婦で4~5時間当たり80コンテナ分(約1400kg、従来比で1.5~2倍)のユズを選別できるようになったとのことです。

※カイゼン(改善活動)・・・生産現場または会社業務の継続的な効率化を通して、生産性や品質の向上を目指す活動のこと。



写真1

写真2

写真3


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