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【病理担当】【昆虫担当】【農薬管理担当】「オオバのシソサビダニおよびシソモザイク病防除マニュアル(高知県版・暫定版)」を作成しました

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高知県農業技術センター : 2021/06/09

 オオバ(青シソ)は施設栽培で周年出荷されており、高知県内では地域を支える重要な品目となっていますが、2000年頃から葉にモザイク症状を生じる被害が見られるようになり、大きな問題となっていました。これらの症状の原因は長らく不明であったため、適切な防除対策を行うことができませんでしたが、2014年に、本症状がこれまで知られていなかったEmaravirus属のシソモザイクウイルス(Perilla mosaic virus、以下PerMV)によって生じ、シソにさび症を起こすシソサビダニ(Shevtchenkella属)によって媒介されることが明らかとなりました。

 高知県農業技術センターでは、2015~17年度に病理担当、昆虫担当、農薬管理担当が共同で、オオバに発生した新ウイルス病およびシソサビダニの防除技術開発に取り組み、その成果を「オオバのシソサビダニおよびシソモザイク病防除マニュアル(高知県版・暫定版)」として取りまとめました。

 なお、本マニュアルは2015~17年度に農研機構、高知県、愛知県、大分県、法政大学により実施された農林水産省農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「シソサビダニが引き起こすオオバのモザイク病およびさび症の防除体系確立」(課題番号27001C)で得られた成果をもとに作成したものです。

 防除マニュアルの全国版、並びにシソサビダニおよびシソモザイクウイルス検出マニュアルは、農研機構のホームページから見ることができます。



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