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日本ナシの着果不良対策(2015年5月)

こうち農業ネット : 2015/08/18

日本ナシの着果不良対策

 本年は冬期の低温遭遇時間も十分にあり、3月中旬以降の気温が平年値より高く推移したことから、産地間の差違は少なく一斉に開花を始めました。
 しかし、多くのナシの開花期間中に降雨が続いたため着果不良が予想されます。
 下記、対策を参考に栽培管理に努めてください。

  • 着果不足樹の今後の管理

1)極端に着果不良となった樹は、果実の大小及び外観にこだわらず、樹勢維持を目的に適正着果数に近づけるように着果させます。
2)着果が少なく徒長枝が多発した場合は、間引きや誘引を励行して樹冠内への日照の確保に努めます。
3)着果皆無等被害が甚大なほ場は、その後の管理を放任することなく、病害虫雑草防除等の管理を継続します。

  • 新梢管理が特に重要

 今年特に重要となるのが果実への養分供給を促すための新梢の管理です。残した果実の肥大促進、結果枝の充実、花芽着生等のために、側枝や長果枝の基部から中央部に発生した徒長型の新梢は5月上〜下旬からに基部葉を残して摘芯します。
 また6月下旬から7月上旬に予備枝や新梢を新梢角度45度ぐらいになるように誘引します。自己摘芯しない場合は、先端をピンチします。
 不定芽から複数の新梢が発生している場合は、できるだけ横向きに発生し弱めの新梢を数本残し、さらに誘引を行います。