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水稲の収穫、乾燥調整作業の留意事項について

こうち農業ネット : 2014/10/29

 水稲においては、台風の影響などによる天候不順(長雨、高温、強風など)に伴い品質低下(穂発芽、水分過多)が懸念されるため、天候の状況を見て計画的に作業に入れるよう準備するとともに、下記に留意して適正な収穫、乾燥調製作業を実施してください。

1 収 穫
(1)天候の回復やほ場の状況を確認して、効率的に収穫作業に入れるよう準備する。
(2)収穫開始時期は、籾水分で30%以下が望ましいが、やむを得ず高水分で収穫する場合は、選別不良や損傷粒が増えるため、エンジンの回転数を下げてこぎ胴の回転数を低く設定する。また、作業速度を低下させたり、刈取条数を減らすなどして殻粒流量を少なくする。
(3)高水分での収穫が多くなる場合、乾燥機への張り込み量を少なくし、低温で乾燥時間を長くする必要があるため、コンバイン及び乾燥機の処理能力を勘案して効率的に作業を行う。

2 乾燥調整
(1)高水分の籾ほど短時間のうちに籾温が上昇し変質しやすく、放置することでカビなどが増殖する危険もあるため、収穫後は速やかに乾燥機に張り込み、5〜6時間以上送風のみ行い、その後、本乾燥に移る。
(2)高水分の籾を乾燥する場合は、循環ムラによる乾燥ムラや、品質低下を引き起こすため、乾燥機の張り込み量を60〜70%にするとともに流動状況をよく観察する。
(3)品質低下を防ぐための送風限界温度は、高水分の籾ほど低くなる。籾の水分が19%以下になるまでは、できるだけ40℃以下の低めの送風温度とし、乾燥が進んでから通常の送風温度に調節する。
(4)玄米水分は14.5%に仕上げる。