高知県　病害虫・生理障害台帳

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生長点部の葉のモザイク症状





葉に生じたモザイク症状





果実表面に生じたモザイク症状1





果実表面に生じたモザイク症状2


作物名

メロン



一般名称

モザイク病（ＳｑＭＶ）



学術名称

Ｓquash mosaic virus
　(SqMV)



症状
　葉に明瞭なモザイク、葉脈緑帯を生じる。果実表面にもモザイクを生じるほか、ネットの形成が不良となり、激しく発病した場合にはネットを全く形成しないこともある。



発生条件
　第一次伝染源は発病株から採種した汚染種子である。また、極めて容易に接触伝染するため、管理作業によって急速にほ場全体に蔓延する。そのほか、ウリハムシやニジュウヤホシテントウなどの甲虫類によって媒介されることが知られている。



対策
(1)健全株から採種した種子を用いる。乾熱処理などの種子消毒の効果は必ずしも完全ではないため、感染株から採種すると種子消毒を行っても伝染する場合がある。
(2)ほ場内で発病株を見つけたら、直ちに抜き取るとともに、発病株に触れた手指や器具は、石鹸でよく洗う。
(3)ウリハムシなどの甲虫類の防除を徹底する。



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