ページの先頭です。

メニューを飛ばしてメインメニューへ

管内の農業

>> ホーム >> 管内の農業

須崎農業振興センター 農業改良普及課 : 2020/07/07

1)須崎農業振興センター農業改良普及課管内の農業


image

 須崎農業振興センターは県中西部に位置し、農業改良普及課では、須崎市、中土佐町、津野町、梼原町の1市3町を所管しています。

 管内地域は、平坦地域(新荘川、久礼川、桜川等の流域)と山間地域(四国山地南側の四万十川上流域)に大別されます。気象条件(2013~2017年)は、平坦地域で年間平均気温16.6℃、年間降水量2400mm以上、山間地域で年間平均気温13.3℃、年間降水量2300mm以上と、山間地域では厳冬期に積雪も見られますが、全般的には温暖多湿な気候となっています。

 農業生産に関しては、平坦地域の施設でミョウガ、キュウリ、シシトウ、ニラ、サヤインゲン、宿根アスターなどが栽培され、露地ではショウガのほか、ポンカンやビワなどの特産果樹も栽培されています。特にミョウガは県内生産量の約75%を占め主生産地となっています。一方、山間地域では、加温施設でミョウガ、雨よけ施設で小ナスや米ナス、甘長トウガラシ、露地でユズや茶などが栽培されています。

 

出荷量データは高知県の園芸(令和2年3月)より出典

 




2)管内の主要作物

ミョウガ


image

ミョウガは高知県の主要野菜で、特に須崎市では周年出荷され、出荷量が国内1位の産地です。
津野山地域は半促成栽培を行っています。

キュウリ


image

須崎市のキュウリ栽培は大正時代より開始され、出荷量は高知県内2位です。ハウスで10~6月にかけて栽培され、つる下ろし長期一作型が主体です。

シシトウ


image

須崎市、中土佐町、津野町で多く栽培されています。4~12月にかけて露地や雨よけ栽培、8~6月にかけてハウス栽培が行われています。

ニラ


image

須崎市および中土佐町で栽培されています。
収穫期間は、露地栽培では5~11月、ハウス栽培では9~6月が主体です。 

サヤインゲン


image

サヤインゲンは須崎市と中土佐町で多く栽培され、出荷量は高知県内1位の産地です。ハウス栽培で9月~10月ごろに播種を行い、5~6月ごろまで栽培されています。

アスター


asuta

クジャクアスターとも呼ばれるキク科の宿根草です。花色は白系を主体とし、ブルー系、ローズ系、ピンク系の品種を切り花用として周年栽培しています。 須崎市、津野町で栽培されており、特に須崎市の出荷量は高知県内1位の産地です。

ショウガ

高知県はショウガの一大産地で、須崎管内でも露地で4月~11月にかけて栽培されています。


ポンカン


image

須崎市浦ノ内湾に面した温暖な斜面や土佐湾に面した安和地区で栽培されています。 


ビワ


ビワ

須崎市安和地域の傾斜地で主に露地栽培されています。


ナス

  • 米ナス

image
  • 小ナス

konasu

津野町、檮原町で米ナスと小ナスが栽培されています。雨よけ栽培で収穫期間は6~11月です。

甘長トウガラシ


甘長トウガラシ

津野町、梼原町など山間地域を中心に、4~12月にかけて露地や雨よけ栽培が行われています。



ユズ


ユズ

津野町および梼原町で搾汁用として栽培されています。



茶

室町時代から栽培が続く古い産地です。
津野町の急峻な傾斜地で栽培されています。
谷あいで霧が舞い、昼夜の寒暖差があるため、味と香りの良い高品質の茶産地です。

大野見米


大野見米

中土佐町大野見地区は、自然豊かな里山です。
昼夜の寒暖差を利用した良食味米の栽培が行われています。




PAGE TOP