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収量アップは、まずはハウス内環境の見える化から!

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須崎農業振興センター 高南農業改良普及所 : 2019/01/18
開催日 : 2019/01/16
開催場所 : 担い手育成センター

1月16日(水)、四万十町の高知県立農業担い手育成センターで、「農業の新技術」をテーマに「はちきん農業大学第6回高南地区講座」を開催し、5名(うち2名は若手男性後継者)が受講しました。
講座の前半は、同センターの担当職員から、施設園芸で推進している「環境制御技術」についての講義を受けました。今回の受講者は、ニラやピーマン、ミョウガ等の品目を栽培し、環境測定装置や炭酸ガス発生装置などを導入しており、自分の経営での活用も考えながら熱心に説明を受けました。
普及所からは、四万十町での品目ごとの環境制御技術の活用状況と、平成31年度の機器導入を対象とした補助事業のメニューなどを紹介しました。
講座の後半は、ニラ、ピーマンなど環境制御を行っている実証施設で管理方法の説明を受けました。ちょうど同時期に定植した農家からは、生育状況の違いを見て「温度や湿度の設定は?」「仕立て方はどうしている?」など、具体的な質疑応答がたくさん出されました。
最後に、「就農希望の方へセンターの紹介を」「町内なので、いつでも連絡して見学に来て下さい。」という投げかけがあり、後継者が就農したばかりの農家からは、「息子に短期研修を受けさせたい」という声もあがりました。
普及所では、今後も講座や担い手育成センターやJA等と連携して、栽培技術向上などの支援を行っていきます。
(補足)環境制御技術とは「環境データ(気温、湿度、炭酸ガス濃度等)を数値として知り、増収や品質向上、病害抑制に結びつけるハウス内環境にコントロールする技術」です。


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環境制御技術についての講義「ハウス内の環境を見える化することが大事です」


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四万十町での環境制御技術の取組状況や、H31年度の補助事業で導入できる機器の紹介


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担い手センターの圃場見学。参加者が栽培している品目のハウスを見学。



高南農業改良普及所  竹村・松岡




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