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大川村玉緑茶審査会が開催されました

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農業技術センター茶業試験場 : 2014/07/11

  6月24日、大川村玉緑茶審査会が、同村山村開発センターで開催されました。同村では、毎年村内の生産者が玉緑茶を出品し品評会を開催しており、今回の出品数は20点でした。中には、地元の大川小中学校からの出品もありました。
  審査は、まず外観(がいかん)を審査(30点満点)、次に香気(こうき)を審査(70点満点)し、最後に水色(すいしょく)と滋味(じみ)を審査(30点と70点)して、これら4項目の総合点(200点満点)で順位を決めました。今回、出品された茶は、11月に開催される大川村の産業文化祭で展示されます。
  同村の玉緑茶は、その多くが農家の直接販売で、量販店にはほとんど商品がならびません。ご興味のある方は、JA土佐れいほく大川支所にお問い合わせ下さい。


写真1


【写真2】審査 【写真3】出品サンプル

【ちょっとTeaBreak】

  皆さん、玉緑茶をご存じでしょうか?
  玉緑茶は、釜炒り製と蒸し製がありますが、どちらも、形がまが玉のように丸まっているのが特徴で、別名「ぐり茶」とも呼ばれています。ちなみに、大川村の玉緑茶は釜炒り製です。一方、煎茶は形がまっすぐ伸びていることから、別名「伸び茶」と呼ばれます。
  玉緑茶は、現在、九州を中心に生産されています。高知県では、昭和16年から生産記録があり、ピーク時の昭和27年には73tの生産量がありました。しかし、現在県内で生産しているのは、大川村の生産者を中心に極少数で、本県産の玉緑茶は希少になっています。




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