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平成25年5月情勢報告

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2013/07/08

安定出荷を目指して、これからの栽培管理が重要!!~JA室戸支所オクラ部会の開催~


栽培管理を勉強中!!

 4月23日、JA土佐あき室戸支所オクラ部会の現地検討会が生産者10戸全員参加で開催され、各人の圃場を巡回、問題点等を協議した。
 振興センターは、圃場ごとに換気、灌水・追肥の施用法を指導し、その後、資料を使って、今後の栽培管理や農薬の適正使用について説明した。
 生産者からは、「発芽揃いは良かったが、温度管理が難しく生育が悪くて、播き直した」や「生育ステージが違う中で、換気をどのようにしたらよいか」といった質問等が出た。
 振興センターは、今後とも部会、JAと協力して現地検討会を定期的に開催し、安定した収量の確保ができるよう基本的な栽培管理の徹底を指導する。

特別栽培農産物の取組を!~中芸集出荷場ナス部会


熱心に説明を聞く農家

 中芸集出荷場ナス部会は、4月23~25日にかけて特別栽培農産物(以下特栽)の申請説明会を開催し、44人が参加した。
 JAが本年3月に発足した土佐あき農協特別栽培管理委員会や出荷要領について説明した。振興センターからはあらためて、特栽についての注意点や申請に必要な栽培計画書について説明した。毎年新たに取り組む農家が増加し、説明を真剣に聴き、活発に質疑応答が出された。
 振興センターは、今後もJAとの連携を図りながら特栽の円滑な取り組みに向け支援する。

みんなで生育診断~中芸集出荷場ナス部会~


チェックシートを使って生育診断中

 中芸集出荷場園芸研究会ナス部会は、4月30日に6名の参加を得て現地検討会を開催した。
 あらかじめ振興センター、部会、JAで独自に作成した生育診断チェックシートを初めて用いて、各圃場の樹勢の強弱などを参加者で話し合いながら診断した。
 振興センターからは、生育診断のための助言や最盛期の栽培管理の説明を行った。
 今後も生産者の意見も取り入れてチェックシートを改善するとともに参加者が積極的に発言できる場づくりを目指して部会活動を支援する。

土佐文旦の人工受粉講習会を開催


人工受粉方法を演習

 JA土佐あき果樹部甲浦支部では、5月2日に土佐文旦の人工受粉講習会を開催し、生産者4名が参加した。
 甲浦支部ではこれまで人工受粉を行う生産者はいなかったが、昨年試験的に行った生産者の要望があり講習会を開催した。
 振興センターからは人工受粉のメリットや受粉方法等を説明した後、実際に受粉作業を実演し、各人に演習してもらった。生産者の反応は良く、参加者全員が今年から取り組むこととなった。
 振興センターでは今後もポンカンの補完品目として土佐文旦や小夏などの導入を支援する。

奈半利町大原・西ノ平生産組合でウコン栽培管理講習会


難防除雑草について説明

 大原・西ノ平生産組合では、5月9日に試験栽培中のウコンの管理について栽培講習会を行った。ナス等のハウス栽培で忙しい時期であったが、組合員の関心は高く、13名が参加した。
 振興センターからは今後の栽培管理や、除草剤を使用しないウコン栽培方法を導入するにあたって、帰化アサガオ類などつる性の雑草を効果的に除草する方法を指導した。
 振興センターでは今後も集落営農の協業栽培、新規品目導入の取り組みを支援する。

ナス品種「土佐鷹」普及推進、最後まで粘り強く声かけ実施!


『「土佐鷹」つくりませんか?』

 振興センターでは、5月13日~22日にかけてJA営農指導員らと協働して管内ナス生産者を戸別訪問し、26園芸年度「土佐鷹」栽培面積の拡大に向け、種苗注文〆切り前の最後の推進を行った。本品種は春先以降の品質が優れ、食味が良いと市場や消費者からの評価が高く、一層の面積拡大が望まれている。訪問した生産者からは「消費者に選ばれるものを作らんといかんき導入してみる」等の意見が出た。
 振興センターでは、今後も高品質ナスの安定供給による選ばれる産地づくりに向けた取り組みを支援する。

次作に向けた「CO2施用や環境測定に関する情報交換会」を開催!


CO2施用実証圃での進捗状況の説明

 5月14日に管内のナス生産者8名と関係機関20名(農業振興センター、産地・流通支援課、農業技術センター、JA)が集まり、今作にCO2施用や湿度制御の実証を行った2圃場において、制御を終えた後の生育状況等を確認した後、情報交換会を開催した。
 振興センターからは「各実証圃の進捗状況」「環境測定装置の特長や活用方法」「オランダ施設園芸でのCO2施用方法」について説明した。生産者からは「来年はCO2施用やハウス内環境を測定したい」といった声が聞かれた。
 今後、振興センターではCO2施用効果やハウス内環境の改善点を明らかにし、情報提供を行う。

酒米栽培検討会で今年度も良質の酒米を作ろうと決意!


熱心に議論する

 5月20日、東川農林センターで安芸市東川酒米研究会(9名参加)が栽培技術を再確認し、高品質米生産に向けた栽培勉強会を開催した。
 JAから栽培暦を説明した後、振興センターは近年、雑草が残ることから、新しい除草剤成分の紹介や適正な施用方法を説明した。会では収量と酒米特有の品質等について活発に議論した。
 今後は水田を巡回、調査しながら、品質向上の具体的な方法を指導し、併せて研究会の活性化を支援する。




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