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平成24年度3月情勢報告

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安芸農業振興センター 農業改良普及課・室戸支所 : 2013/04/02

「ナス新病害対策講習会」開催~ナスフザリウム立枯病(仮称)を阻止せよ~


会場いっぱいの聴講者

 2月21日、安芸市民会館において新病害であるナスフザリウム立枯病(仮称)対策の講習会を開催した。春期以降、本病害の拡大が懸念されるため、ナス生産者(75名)、市場関係者等、合計95名が参加し、関心の高さが伺えた。農業技術センター、JA、振興センター、市役所が役割分担し、本病害の生態や今作での発病状況、被害低減圃場での対策事例紹介、罹病株の処理等について情報提供した。
 振興センターは、次年度から本病害対策をプロジェクト課題に位置づけて、現地での被害軽減に取り組む。

安芸地区鳥獣対策学習会


情報交換も活発に行われた

 2月25日、鳥獣害対策について専門技術の向上や情報交換を目的に安芸地域全市町村を対象に鳥獣被害対策学習会を開催した。学習会では鳥獣対策課から次年度事業説明、鳥獣対策専門員から効果的な防護柵の管理について説明があり、活発な意見交換がされた。
 振興センターでは次年度もこのような学習会を行い、広域の鳥獣被害対策活動につなげていく。

穴内地区と羽根地区、無加温ナス産地間の交流


意見交換をする生産者

 施設冬春ナスの無加温栽培が盛んな安芸市穴内と室戸市羽根の両研究会が産地交流会を開催した。1月28日に穴内地区の生産者14名が羽根地区を、次いで2月26日に羽根地区の生産者11名が穴内地区を視察し、振興センターからは両地区の取組を紹介した。無加温栽培という共通点もあることから生産者らの意見交換は白熱した。交流の継続を望む声もあがり、生産者や産地にとって良い刺激になった。
 今後も振興センターでは、生産意欲向上のため、産地間交流や研究会活動を支援する。

燃油価格高騰緊急対策事業説明会の開催 ~生産者のコスト低減へ振興センター・JAが一丸に~


会場一杯となった芸西会場

 2月26日、国会の補正予算成立を受け、国の燃油価格高騰緊急対策事業が創設された。
 振興センターでは、この事業を生産者のコスト低減はもとより、産地のエネルギー転換への契機と捉え、J Aと連携して、3月7~18日まで、管内全域15会場で緊急説明会を開催したところのべ350名が参加した。その結果、極短期間の取り組みであったが、事業効果が高い先行実施への申請が700戸を超えることとなった。
 振興センターでは、今後もJAや生産部会とともに25年度の申請の支援を行う。

室戸小学校で土佐文旦の出前授業を開催!!


皮の剥き方を学んでいる

 2月28日、室戸小学校4年生36名を対象に土佐文旦の出前授業を実施した。授業では、振興センターが講師を務め、人工受粉や貯蔵後の野囲いなど、土佐文旦独特の栽培方法を学習した。また、地元産果実を使い、皮の剥き方を学び、試食を行った。児童からは「甘くておいしい」「皮がお皿になった」「家でも剥いてみる」といった声が聞かれた。
 振興センターでは、今後も関係機関や生産者と協力して、地元の農産物について児童に楽しく学んでもらえるよう出前授業を行う。

普及推進協議会の開催


多数の出席で活発な意見が出た

 3月1日、田野町ふれあいセンターで普及推進協議会が、21名の出席を得て開催された。委員の方々からは、「市として環境保全型の新しい事業を立ち上げる参考にしたい」等、関係機関からも積極的な意見が出た。
 振興センターとしては、今後も関係機関や生産者の意見を参考に、地域の実情にあった活動をすすめていく。

赤野女性部勉強会を開催


先はどうなっちゅう?

 3月4日、赤野集出荷場女性部は2回目の勉強会を開催し17名が出席した。振興センターからは春先以降の栽培管理のポイントや競合産地・消費地の動向、実証試験の結果等の情報提供を行い、現地検討会では‘竜馬’と穴内地区の‘土佐鷹’生産者の圃場の視察を行った。参加者からは「土佐鷹は実がきれい」、「熊本には負けたくない、土佐鷹はやっぱり重要」、「枝はどんなふうに整理しよる?」など活発な意見交換を行った。
 振興センターは生産者全体の知識向上につなげるため、今後も女性部勉強会の開催を支援する。

高知野菜サポーターによる土佐あき野菜料理講習会開催


簡単でおいしい料理に発見あり!

 3月7日、JA土佐あき園芸女性部は、地元野菜を活用した料理講習会を開催し22名が参加した。産地への理解が深い「高知野菜サポーター(2名)」を講師に、簡単で美味しく、消費者に提案しやすいメニューの習得を目的に行った。参加者からは、「こんな使い方は思いつかなかった」、「早速、今晩作ってみる」、「試食宣伝に活用したい」等の意見が出た。
 今回、振興センターのコーディネートで開催が実現したが、今後も、産地が消費地へ積極的にアピールする活動について継続した支援を行う。

兼業農家向けのユズ剪定講習会開催


篤農家が率先して指導する場面も

 JA土佐あき柚子部北川支部は、平日の講習会に参加できない兼業農家を対象に、3月10日の日曜日に剪定・誘引講習会を開催し、25名が参加した。北川支部管内では、青果率が減少傾向で、また、新改植は進んでいるものの、管理が行き届いてない園が見受けられていたため、剪定の概念・樹形、今後の栽培管理等について指導した。生産者からは、「手本となる樹をこれからも見に来る」、「休日の講習会を継続して欲しい」等の意見が出た。
 振興センターでは、今後も、青果率アップ、加工用果皮の販売増加を目標に、品質のワンランクアップに向けた活動を支援する。

芸西小学校花き出前授業でコサージュ作成


どうやってやるが?

 3月18日、JA土佐あき芸西支所ブルースター部会は地元小学校6年生44名に花きの出前授業を開催した。授業では同副部会長が講師になって花きの概要やブルースターの栽培方法などを解説した。また女性部員が講師となり、20日の卒業式で付ける地元生産の生花でコサージュ作成を指導した。児童は戸惑いながらも楽しんでいた。
 振興センターは児童に説明する資料を講師とともに作成し、JAとともに生花の調達、割り当て等準備を担った。
 今後も振興センターは花きのリーダー育成や子どもたちに花き生産の楽しさ等を伝えて花き振興策に資する。

JA土佐あき特別栽培への支援


3月6日の準備委員会

 3月22日、JA土佐あき特別栽培農産物管理委員会が発足した。この会は土佐あき全体の特別栽培についての運用規程や出荷要領を定め、定期的な管理をすることによって、特別栽培農産物に対する信頼を高めることを目的にしている。振興センターでは、生産から出荷までの管理をシステム化し、事務量の軽減化を支援した。
 振興センターでは、より効率的できめ細かい管理運営を支援し、消費者のニーズに応えたいと考えている。




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